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築地波除け神社

築地・浅草・日本橋などと、あちこちに馴染みの店がありましてね。そこで旨いもんを食いながら、店の御仁との馬鹿っ話が楽しみ。ついでに、版画の題材探しをするのも良いもんだ・・・・。

アタシの預けた作品を持ったまま、とんずらした野郎が二人いる。一人は広尾のKETOギャラリー、もう一人は銀座8丁目にあったギャラリーカプセルの堀江強志てぇ野郎。この堀江てぇ野郎はその場しのぎの嘘八百を平気な面して並べ立てる、詐欺師みたいな野郎。

この堀江に銀座並木通りでばったり出くわした時、使われていない電話番号をアタシに教え、後で電話をしてくれとまんまと逃げられた。

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二曲屏風   群魑黒猫初観の図     巾1540ミリ  高1540ミリ

アタシの版画は手彩色という技法を使う為、一枚一枚仕上がりが違う。上は墨で彩色、下は顔彩で彩色したもの。大きな作品なので一枚の版木には彫れず、二枚の版木から版を摺り、二曲の屏風に仕立てた。
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木版画

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大昔知りあいの画商から、爺さんの木版画家のゴーストライターをやってもらえないかと声をかけられた。その頃名の売れていた爺さんの作品は、アタシから見たら芋みたいな作品。「ふざけんじゃねぇよ!!」と断ったが、この画商、アタシの彫を見て爺さん版画家の代わりに彫らせたらと思ったようだ。

代わり映えのしないつまらない作品を作り続けても、名が売れているとそれを評価するのが美術界。作品の良し悪しより、名が売れているか居ないかで判断するのが実情。それに嫌気がさしている作家は、アタシだけではないと思う。

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銀座などの画廊数軒で木版画の委託販売を始めて四十年、ところがこれがとんと売れず。ならばと東京の古い町並みをテーマの作品も創り始めたのだが・・・・。先ずはお馴染み、鬼の版画から御覧あれ・・・。

角力 

絡繰り

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築地波除神社

道化二番

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道化一番

酲  巾630ミリ・高480ミリ

思ひ染む  巾630ミリ・高480ミリ

暫  巾480ミリ・高470ミリ

鍾馗 巾480ミリ・高630ミリ

鈍奇放帝(ドンキホーテ) 巾630ミリ・高480ミリ

遣與  巾630ミリ・高480ミリ

雷光行水の図  巾370ミリ・高480ミリ

撃  巾480ミリ・高370ミリ

百鬼夜行四番 巾370ミリ・高480ミリ

百鬼夜行二番 巾320ミリ・高470ミリ

阿魑 巾55ミリ・高720ミリ

吽魑 巾550ミリ・高720ミリ

姿

絡繰り

佃住吉神社裏

湯島聖堂

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浅草浅草寺

小癋見  

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魑(おに)  巾1500ミリ・高980ミリ  大きな作品は日本では売れず、何より画廊で置いてくれなかった。ただ一軒預かってくれたホテルオークラの画廊で、一枚売れた。

日本橋

棘(パレスチナ難民)

夢影戯廻

百鬼夜行  巾480ミリ・高630ミリ

豼  巾480ミリ・高370ミリ

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